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新田隆作

1976年生まれ。すずかけ作業所(西宮市)の絵画クラブで30年以上制作を続け、現在は2ヶ月に1回のペースで制作を行なっている。
普段はマンションの清掃や除草作業などの仕事に従事し、毎日30分ほどかけて自転車で通勤している。乗り物が好きで、ミニカーはほとんどの種類をコレクションしているほどである。

初期はクレヨンと水彩絵具を用い、その後フェルトペン(ポスカ)による表現が中心となった。前者では、幾何学的な形態が画面全体に連なるように構成され、後者では10年近くにわたり、本を開いたようなニコイチ(対)のモチーフが並ぶ絵画を制作してきた。近年は、車や自転車、飛行機などの乗り物や工具のカタログを参考に、横から見た展開図のような構成の絵画制作に取り組んでいる。一定の長さの線を繰り返し描く制作方法は一貫しており、フェルトペンに移行してからは線がよりクリアになり几帳面さが際立つ一方、形の捉え方や色づかいからは楽しげでやわらかな印象を与えている。